・30歳で未経験の転職は本当に手遅れかどうかが分かる。
・30歳未経験でも転職しやすい市場が分かる。
・筆者が体験した30歳未経験での転職の難しさが分かる。
- 現役のSEOコンサルタント(前職はメーカーの法人営業職)
- 30歳で完全未経験ながらも無職から転職に大成功
- 100,000以上のビッグキーワードを1位にした実績あり
- 当ブログの管理人
当ブログでは、筆者の実体験をもとに、SEO職への転職・スクール・将来性に関する情報を現役SEOコンサルタントの立場から、発信しております。
「30歳未経験での転職ってもう手遅れなのかな・・・・?」
このように今の仕事を変えて、未経験の業界にチャレンジしたいけど、30歳を未経験で雇ってくれないと悲観的になっている方も多いと思います。
私自身も、30歳未経験は即戦力が必要とされているから、未経験でのチャレンジは難しいだろうと思っていました。
ただ、実際に転職活動をしてみると、かなり厳しい活動にはなりましたが、無事内定を獲得することができました。
そのため、私は、
30歳で未経験の転職は戦略を立てれば、内定がもらえる
と思っております。
そこで実際に転職を経験した私から、実際の30歳の転職市場についてデータを交えてご紹介し、30歳未経験でも内定を勝ち取る戦略をお伝えいたします。
この記事を読むことで、30歳未経験でも転職ができるという希望が持てます。
転職市場は絶賛拡大中
現在、終身雇用制度の崩壊が示唆されるようになり、多くの会社員が転職を意識しております。
たとえば、国内No.1の転職サイトであるdodaは、2024年も求人数が増加し、転職市場はさらに活発になると予想されております。
新型コロナウイルスの影響により、2019年度~2021年度は求人数が落ち込んでおりました。
しかし、2022年度より「リバウンド需要」の影響を受け、求人数が増加し、2023年度は過去最高の求人数を記録する結果となりました。
リバウンド需要に伴い、さらに2024年も転職市場は活発となると予想されております。そうした状況も背景にあるので、未経験からの求人数も多くみられ、まだまだ転職しやすい傾向にあります。
また、転職成功者の平均年齢は32.2歳であり、30代こそが転職市場では求められております。
30代未経験での転職に対する3つの悩み
30代の未経験での転職に関しては不安を持っている方も多いでしょう。
- 年収が下がってしまう
- アピールできる実績や経験がない
- 年齢によるハードルがある
こららの悩みを1つずつ詳しくご紹介します。
年収が下がってしまう
転職をする際に年収が下がってしまうのではないかと不安を抱える方もいると思います。
結論からお伝えすると、未経験での転職については、ほとんどの確率で年収が下がってしまいます。
そのため年収はどうしても下げられない方は、現職で異動願いを出すか、同職種での転職でキャリアアップを目指すかの2択が現実的です。
ただし、1年目の年収は下がっても、2年目以降からは収入がアップする可能性もあるので、未経験で年収が下がるから挑戦しないのではなく、長期的な目線で検討してみると年収アップにつながるかもしれません。
アピールできる実績や経験がない
未経験の転職は、アピールできる実績や経験がありません。
そのため何をどうすればいいのか分からないということが悩みにつながります。
経験したことがある職種であれば、人に能力やスキルを説明することは、たやすいですが、経験したことがないことを説明するのには非常に難しいことです。
30代で未経験の転職には、面接官にアピールできる実績や経験がないことが大きな悩みになります。
年齢によるハードルがある
転職市場では、30代になると求められるスキルが具体的になってきますので、年齢によるハードルが高くなります。
それぞれの年代で企業から求められるスキルは異なります。
- 20代前半:ポテンシャル(新卒時とあまり変わらない)
- 20代後半:ポテンシャル、ビジネススキル、前職の経験を活かせるか?
- 30代前半:前職の経験、マネジメント経験、ビジネススキル、ポテンシャル
- 30代後半:マネジメント能力、前職の実績
このように年代によって求められるスキルは変わってきますので、年齢によるハードルが転職に対して不安を抱かせる原因となります。
30代未経験で転職する際の注意点
30代未経験の転職に関する悩みをご紹介しましたが、注意点についても簡単にご紹介します。
前提条件を理解しておくことで、具体的な対策方法が分かります。
- 30代未経験での転職は厳しい
- 30代はスキルや実績が必ず求められる
- 転職活動のアドバイスはもらうべき
3つの注意点を理解しながら、転職活動を行ってみましょう。1つずつ詳しくご紹介します。
30代未経験への転職は厳しい
30代未経験の転職は、想像以上に厳しい就職活動を強いられます。
なぜなら企業側は
社員を育成することがミッションではなく、企業を大きくしていくことが社会的意義になります。
そのため、実績やスキル、企業側の利益に貢献できない求職者は必要ありません。(厳しいですが当然です)
30代未経験で転職活動を行う方は、正しい戦略を練らない限りは転職に失敗してしまうことを覚えておくと有利に進められますよ。
30代はスキルや実績が求められる
先ほどもご紹介しましたが、30代ではポテンシャルの要素は少なく、実績やスキルが必要とされます。
そのため未経験でも
- ただ単に興味があるから
- 前職での仕事が嫌だったから
このように内容が薄い転職理由であれば、企業からの採用はほど遠くなります。
30代であれば、前職で活かせることや実際に取り組んだことなどもアピールできると、面接官から高い評価が得られます。
転職活動のアドバイスはもらった方がいい
30代未経験であれば、転職活動のアドバイスをもらうことで書類選考や面接通過率を上げることができます。
おすすめの方法としては
- TwitterなどのSNSで転職アドバイザーに相談する
- 知り合いや友人に相談する
- 転職エージェントに相談する
中でも未経験の求人が多い転職エージェントに登録しておけば、書類添削から面接対策までしっかりとアドバイスをしてもらえます。
30代未経験であれば、転職エージェント選びに苦戦する方も多いので、当ブログでは下記の転職エージェントをご紹介しています。
上記の3つは未経験でも親切な対応を受けられるサービスのため、利用者の多くが満足している転職エージェントです。
30代未経験でも内定が取れる業界|Webマーケティング
30代未経験でも内定が取りやすく、年収アップも叶えられるのは、Webマーケティング業界です。
その理由としては、Webマーケティング業界は市場規模は拡大しているにも関わらず、人材不足という側面も持っているので、スキルを身につけると年収がアップしやすい環境にあります。
実際に30代未経験でもWebマーケティング業界で内定を獲得した方は多いです。
私も30歳で無職ではありましたが、未経験ながらも年収アップを実現しましたし、副業にも応用できるスキルのため、実力と経験次第で年収を飛躍的にアップさせられる環境にいます。
もし30代で未経験だけど違う業界・職種にチャレンジしてみたいという想いがあれば、Webマーケティング業界は内定を獲得しやすい環境にありますよ。
30代未経験の転職活動の正しい進め方
30代未経験でも転職活動を焦らずに成功させる正しい進め方をご紹介します。
1つずつ順にご紹介します。
転職活動は、働いている時に進めるのがおすすめです。
転職先が決まる前に退職を申し出ると、失敗した際に取り返しのつかないことがあります。
そのため転職活動は退職前に始めるのが理想的です。
自分の強みや特徴などを理解したうえで、『何がしたいか』を明確にする必要があります。
自己分析で深堀すればするほど、見えてこなかった自分の姿が見えてくるので、おすすめです。
30代の未経験の転職で、実績やスキルをつけていきたいと考えている場合は、スクールに通うことでアピールポイントを増やすことができます。
未経験ながらも実際に行動して知識やスキルを習得しようとする姿勢だけども、面接官にとってはプラスの印象を与えられます。
職務経歴書・履歴書の作成である程度のひな型と作っておきましょう。
企業に提出する書類は、同じものでも構いませんが、求める人物像を参考にしながら都度変更するのもおすすめです。
自己分析や今までのスキル・経歴をもとに求人を探してみましょう!
未経験の場合は、多くの求人に応募してみて
転職に関するよくある質問
未経験での転職に関してよくある質問をまとめました。
- 30代未経験の転職は資格があった方が有利?
- 未経験の転職は必ず年収が下がるのか?
- 未経験での転職はほとんどの確率で下がることを想定しておいてください。
その代わり2年目以降は給与が上がっていく可能性があるので、前職時代よりも早くに給与アップが見込める可能性がありますよ。
業界を選べば副業にも力を入れられるので、年収アップは目指せます。